コルージョン(Collusion)
<はじめに>
以下のページを踏まえてご紹介します:
ゲーム研究科のDavid Parlett氏が考案したトリックテイキングゲームです。◆
<人数>
4人。
<魅力>
トリックテイキングゲームでは、プレイヤー間の情報交換を禁止、あるいは制限することがほとんどです。というのも、トリックテイキングゲームの骨格自体が、他プレイヤーの手札の中身を推察するのに適度な量の情報を与えてくれるからで、コミュニケーションを無制限に許してしまうと、「相手の手札がすべてわかってしまう」プレイヤーが少なからず生じてしまうからです(そうなると、単なる詰将棋になってしまって、プレイヤーの間での駆け引きがほとんどなくなってしまいますよね)。
ところが、この「コルージョン」というゲームは、あえてプレイヤー間の情報交換を無制限に認めています。ポイントは、
・嘘をついてもよい。
・どんな約束をしてもよい(破ってもよい)。
・ゲーム自体は個人制だが、状況次第であえて何人かと同盟を組んだ方がよかったり、あるいは同盟を途中で反故にすることが最善だったりする。
などといった、これでもかというほどの駆け引き要素です。そしてこの駆け引きを生んでいるのは、絶妙な得点システムなのだと思います(詳しくはルール説明を見てみてください)。
「ゲーム中喋るのが好き」「化かし合いが好き」といったプレイヤーと一緒に遊ぶのがおすすめです。◆
<ルール>
次のページの説明がわかりやすいです:
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